私の暮らしメモ ~とりあえずやってみよ~

暮らしの中で感じたりやってみたことの記録

値段の理由を考える

質の良いものは高い、悪いものは安い。

色んな会社の企業努力で、私が10代の頃と比べて良いものがお手頃価格で買えるようになりましたが、価格と品質はだいたい比例することは現実だと感じてます。

ところがどっこい、最近買い替えた愛犬首輪、安くて良いものが買えたので、価格について考えてみました。

物の価格を決める要因、思い付く限り並べてみました。
①材料、素材
②人件費
③その他の製造経費
④輸入コスト(関税、輸送費)
⑤広告費
⑥店舗の数、会社の規模、人件費(販売コスト)
⑦大量生産か否か
⑧工場の閑散期に製造・発注するか否か

①希少、又は質のいい材料は高い、その逆は安い。
②/③物価の高い地域、腕のいい、又は人気の人が作ると高い、その逆は安い。
④海外で作ると別途コストがかかる。
⑤広告をかけるほどコストがかかる。
⑥店舗や事業所が沢山あったり、人がたくさんいるほどコストがかかる。
⑦たくさん作ると多少は安くできる。
原価300円の場合
・1つ1000円×100個なら、利益7万円
・1つ900円×1000個なら、利益60万円
⑧工場は稼働してなくても維持コストがかかる。閑散期であれば、多少安くても受注した方が維持コストを回収できるので安くなる可能性がある。

他にもあるでしょうが、今思い付くのはこんな感じです。

前回買った首輪は高くて当然です。
・質のいいヘラジカの革(①高い)
・ドイツ製(②、③、④高い)

とてもステキで気に入ってましたが、サイズが少しキツくなり、また革もボロになりました。
※うちの子は通りすがりの人が笑うほどにゴロンゴロンするのがボロくなった原因です。。。


でも、首輪の機能には問題なく、そこは流石ドイツ製品といった感じです。

今回は革の首輪でサイズが合う、気に入ったものが見つからなかったので、ナイロンを買いました。

・ナイロン製(①は安い)
・日本製(②と③はソコソコ、でも④はゼロ)
・ネットショップ(⑤は多分それほどでもなく⑥は安い)

ナイロンで週に1度洗えるし、丈夫さは変わらず、そして価格は前のものより1/6以下(*_*)で満足度はアップしました。
※ただし、ナイロン製首輪として比較するともっと安いものがあるようです。

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↑洗う前ですが1週間のヨゴレがひどいのでナイロンにして良かったな~と思ってます。


不要な物を買わない、必要な物だけ買うのは、慣れると簡単です。
私の場合はこんな感じでやってます。
①欲しい物をリストアップ。
②しばらく放っておく。
③もう一度見返し不要な物を消す。
④予算と優先順位を決める。

でも、予算を決める時や買う時に、なぜこの価格なのか考えたことがなく、今回はじめて考えてみましたが、満足感だけでなく、納得感もありました。

また、良いものというのは、必ずしも高級品でなく自分の生活に合ったものであることが、すごくよくわかりました。

なぜ高い、安いという主観だけでなく、なぜこの価格なのか、考える癖、つけていきたいな~。